償却原価法における時価評価
×1年1月1日にK社社債(満期×3年12月31日、取得原価18,800円、額面20,000円、その他有価証券、全部純資産直入法)の×1年12月31日時点の時価は19,500円であった。×2年6月30日に当該社債を19,300円で売却した時、
①×1年12月31日時点の仕訳
②×2年1月1日時点の仕訳
③売却時の仕訳
なお、決算日は12月31日である。また、社債には償却原価法(定額法)を適用しなさい。
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①(×1年12月31日)
投資有価証券 400 / 有価証券利息 400
投資有価証券 300 / その他有価証券評価差額金 300
※定額法により400円の有価証券利息、時価との差額は全部純資産直入法。
②(×2年1月1日時点)
その他有価証券評価差額金 300 / 投資有価証券 300
※洗替方式。償却は含めず、全部純資産直入法の分のみ。
③(売却時)
投資有価証券 200 / 有価証券利息 200
現金預金 19,300 / 投資有価証券 19,400
投資有価証券売却損益 100
※投資有価証券の償却が優先。