貸倒懸念債権

次の貸倒懸念債権に対する貸倒引当金をそれぞれ設定せよ

①財務内容評価法
長期貸付金40,000円を当期末に貸倒懸念債権に分類した。
そこで債権額から担保処分見込額10,000円を減額した残額の40%を貸倒引当金として設定する。

キャッシュフロー見積法
S社への貸付金100,000円(年利率5%、利払日3月末日、返済日×3年3月31日)について×1年3月31日の利払い後に年利率3%に引き下げるよう申し入れがありこれを了承した。
なお、×2年3月31日及び×3年3月31日の仕訳もせよ。

 

 

 

 

 

 

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貸倒引当金繰入額 12,000  / 貸倒引当金 12,000


貸倒引当金繰入額 3,719  / 貸倒引当金 3,719


貸倒引当金というより貸付金の減損に近いイメージ
※貸倒引当金額:100,000 -(3,000÷1.05 + 103,000÷1.05^2)


×2年3月31日
現金 3,000  / 受取利息 3,000
貸倒引当金 1,814  / 受取利息 1,814 ※受取利息で処理
※貸倒引当金額:100,000 -(103,000÷1.05)
⇒3,719 - 1,905 =1,814

×3年3月31日
現金 100,000  / 貸付金 100,000
現金 3,000  / 受取利息 3,000
貸倒引当金 1,905  / 受取利息 1,905