その他有価証券(部分純資産直入法)
G社株式(取得原価200円)をその他有価証券に区分している。
第1期期末時価が100円であり、第2期において現金160円で売却した。
この時の①第1期末、②第2期期首および③売却時の仕訳をそれぞれ行いなさい。なお、部分純資産直入法を用いること。
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(第1期期末)
投資有価証券評価損益 100 / 投資有価証券 100
※その他有価証券は売買目的ではないので、「投資有価証券」勘定が妥当。
(第2期期首)
投資有価証券 100 / 投資有価証券評価損益 100
※洗替方式
(売却時)
現金 160 / 投資有価証券 200
投資有価証券売却損益 40
部分純資産直入法は、継続適用を条件として容認される。(評価損のみ投資有価証券評価損益として計上可能、評価益はその他有価証券評価差額金)
本題においては、第2期に60円の利益が計上されているが、前期に100円の損失を計上していることから、通算すると40円の損失となり、全部純資産直入法を適用していた場合と比べて、通算では同じになる。